こんにちは、くあてぃです。
今回はハンターさんへの特別インタビュー企画。このコーナーでは全4回にわたって様々な分野で活躍されているハンターさんを特集していきます。
第1回目のゲストは、ランス使いとしてTwitterで有名な斑点さんとテクさん!
彼らのランサーとしての生い立ちやランスの魅力について、余すところなくお伝えします。
ゲスト/斑点さん【以下斑点】ランス布教の第一人者。彼に影響されてランスを始めたというハンターも多いのではないだろうか。突進を使ってモンスターの間をすりぬける、通称「スキマクグリ」はランス界隈にとどまらず有名である。
ゲスト/テクさん【以下テク】鏖魔狩猟数1000頭&裸で超特殊鏖魔クエストをクリアするという偉業を成し遂げた凄腕のランサー。彼の指裁きは観る者を圧倒する。
-第1章ー ランサーの生い立ち
くあてぃ:では早速ですが!お二人がモンハンを始めた作品についてお伺いします!
斑点:僕は2ndGでしたね。ちょうど中学卒業の時期に始めたから2008年とかかな?
テク:僕は3tri-Gで。3DS版から始めました。
くあてぃ:私も高校に上がるころに友達に勧められて2ndGでデビューしまして。皆さんも学校で流行っていたのをきっかけに始められました?
斑点:自分は弟がきっかけかな。弟とお袋がもともと遊んでいて(笑)
くあてぃ:なるほど!家族か!いいなぁ~(笑) じゃあ最初はやっぱり家族みんなで集会所を立てて遊ぶ感じ…?
斑点:そうですねぇ。弟と、あと弟の友達がかなりやり込んでいたのでそこでいろいろと教わって。当初は太刀とかしか使えなかったのもいい思い出(笑)
テク:そのころランスとかは…?
斑点:無縁でしたねぇ(笑) あんなん使えるかってレベルで無縁でした(笑)
一同:爆笑
くあてぃ:テクさんは何をきっかけにモンハンを購入されました?
テク:僕は流行りに乗ってとかではなかったですね。
斑点:というと…
テク:CMで見たのをきっかけに自分で情報を集めたりして、買ってみようかなと!
くあてぃ:単純な興味で!いいねぇ!
斑点:あ~~いい!!そうやってゲームやったことないなぁ、俺(笑) だいたい布教されてるから(笑)
くあてぃ:お二人とも、ランスを始めたきっかけって何でしょう?
斑点:弟が3tri-をプレイしているのを見て、ランスでカウンターが出来るようになったのを知って。最初はなんのこっちゃって感じだったんですけど、当時ちょうど自分がやっていた2ndGと3rdでウカムルバスが倒せないという壁にぶちあったっている時期で(笑)
そのとき初めてガードに頼ろうとランスを手に取ったんです。それが初めてじゃないかなぁ。
くあてぃ:ほうほう。最初はとりあえずガードが欲しかったと!
斑点:その時まで本当に太刀一本だったんですよ!ただ、ウカムルバスに出会ってどうにもいかなくて俺の腕じゃ勝てねえよってなった時に「ランスで腹の下にいると安全」という情報を耳にして(笑)
くあてぃ:当時は有名な話でしたね(笑) ウカムルバスは腹下が安全という(笑)
斑点:そうそう!(笑) その時にランスを作ったのが始まりです。
くあてぃ:テクさんのランスきっかけは…?
テク:僕は水中戦です!水中のランスがとても使いやすいという情報を聞いて。
斑点:あ~~!水中戦!!確かに水中ランスは強かった!!それ以前のランスはやっぱり固い印象だったけど、水中だととっても扱いやすくて!何だこれはと(笑)
テク:ガノトトスすごい楽しかったですねぇ(笑)
斑点:わかる!狩りやすかった!動きがなんというか軽やかで。他の武器だと大苦戦していた水中ガノトトスもランスだとあっさり倒せちゃって(笑)
くあてぃ:お二方は今でこそランス布教のツートップというイメージですが、布教を意識し始めたのはいつ頃でしたか?
斑点:布教かぁ。今のような形の動画を本気で作ろうと思ったのは一昨年(2016年)の11月とかでしたかねぇ。クロスが発売されてからだいぶ時間が経ってからでした。もっとランスの楽しみ方っていろいろあるんじゃないの?って思い始めたのはちょうどそのころです。
くあてぃ:それ以前はあんまりランスをプッシュするアカウントではなかったと。
斑点:そうですね、クロス購入の3か月後とかだったかな、エリアルランスを本格的に触り始めて。「あ、やばい!!これ楽しすぎる…!!」という快楽に溺れて(笑)
当時の4Gは全然ランスを使う人がいなかったんですけど「いやいやいや、この武器もっと遊べるぞ」って(笑)
くあてぃ:一方テクさんが布教を始めるきっかけになったのは…
テク:僕は斑点さんに感化されて!(笑)
一同:爆笑
くあてぃ:なるほど!(笑) 何やらランスを布教している人がいるぞと(笑)
テク:あとはあれですね、Twitterで「モンスター別に必要なガード性能」のリスト(編集注:クリックで展開)を作ったのが予想外に拡散されて!こんな感じでもいいのか!と思って、そこから自分なりのやり方でランスを布教してみようと思ったんです。
斑点:あの表ねぇ、あれ、手元にあるとすごい助かる!(笑) 例えるなら「カリピストにとっての旋律表」みたいな感じで、ランサーにとって貴重な資料。作ってくれて本当にありがとうテクさん!って感じでした。
テク:いえいえ(笑)
-第2章ープロのランサーが語る槍の魅力
斑点:そうですねぇ。これね、たぶんテクさんも同じこと考えてるだろうなっていうのが一つあるんですけど、「モンスターとの距離感が正確になってくる」というのが挙げられると思います。
テク:確かに分かります(笑)
くあてぃ:ほう…?
斑点:近接武器なんだけど、「ガードするタイミング」「自分が攻撃するタイミング」「モンスターの攻撃のタイミング」…といろんなタイミングがあって、プレイしていくうちにそれらがどんどん刷り込まれていくんですよ。それに加えて「武器のリーチ」という要素もあり、タイミングと距離をしっかり意識しないといけない武器なんです。近接ではあるけれど考えなきゃいけないことはガンナーのそれに近いような。
くあてぃ:あー!なんとなく言いたいこと分かります!(笑) 近接だから足元には潜り込んではいるんだけど、客観的に一歩引いた目線で状況を判断する必要があると。
斑点:そうそうそう!そういうことです!
さらにランスって(SAが少ない分)とってもデリケートな武器で、ちょっとした作用で自分の攻撃が防がれちゃったりするんですよ(笑) だから、それも相まって「モンスターとの距離感」というのはいつも意識するようになったし、モンスターの動きもしっかり見るようになった。それがやはりランスを扱って感じた利点ですね。
くあてぃ:なるほどねぇ。
斑点:あとは、これに関するところでいうと、その最たる例が「スキマクグリ」だよねぇ。
一同:爆笑
くあてぃ:ランスって初めて手に取った時は、(突進の)軌道が独特で当てようと思っても当たらなかったりだとか、連続して突進を当てようとしても途中でなぜかすり抜けちゃってフィニッシュが決まらなかったりとか、コントロールが効かない点でイライラの要因になることも多いと思うんです。でも、そこを逆手にとって、「スキマクグリ」というネタに昇華させた斑点さんの功績は本当に大きいと思っていて。
一同:(笑)
斑点:光栄です(笑) 確かに黎明期は突進を失敗して痛手を食らったりとかあったなぁ(しみじみ)
くあてぃ:それを遊びに変えるっていうのが素晴らしい…!
斑点:実用性0ですけどね(笑)
一同:爆笑
テク:あれ、ホント難しいんですよ(笑)
斑点:テクさんも鏖魔のすり抜けがプロですよホントに(笑)
くあてぃ:すごく素人な質問なんですけど、あれってくぐる前から「ここいけそうだな!」っていう目星は付いてたりするんですか…?
斑点:実はそうなったのは割と最近で。最初のころは「まさかな~~」と思いつつボウガンを担いで行って弾が通るかを事前に確認していました(笑)
くあてぃ:えっ、あっ、なるほど(笑)
斑点:「弾が通るならスキマはあるダロ」とう安直な考えから始まったんですけど、だんだん「あのモンスターも行けるんじゃ?」というのが増えていって。それが確信に変わったのがイビルジョーのスキマクグリでした(笑)
ジョーの攻撃をかわしながら足元を潜れた瞬間に「あっ、このゲーム、隙間ゲーだな」って(笑)
くあてぃ:それめちゃめちゃ難度高いですよ…(笑)
(ここで、斑点さんによるスキマクグリのマニアックな話が展開される)
斑点:…と。ちょっと逸れましたけど、ランスの利点はやっぱりそのへんですかねぇ。あとは他の武器種を担いだ時にも応用できるってこと。ここの攻撃はこのタイミングでよけて、ここは攻撃を入れて…とか。ランスの視点から他の武器種の立ち回りへ応用できることって意外と多い。近接武器ではランスほど正面切って「モンスターと会話する」武器は他にないなと。
くあてぃ:なるほどねぇ。ありがとうございます!ちなみにテクさんからはマニアック視点でのランスの長所って何かありますか?
テク:そうですね…「盾攻撃」でしょうか。
斑点:いいねぇ~
テク:切断武器なのにスタンも取れるのがね。
斑点:ブレイヴとかだとクエスト中に1、2回は取れますね。さらに4人PTで全員KO術を付けていった日には…(笑)
くあてぃ:無双(笑) 盾スタン取ったことないなぁ…やってみたい!(笑)
テク:ティガがオススメですよ(笑)
斑点:ティガはスタン取りやすい、分かる。…なんならハンマーと行くといいかも(小声)
一同:横取りやん(爆笑)
くあてぃ:ここでちょっと変わった質問ですけどランスで「あったらいいなと思う狩技」ってあります?
斑点:うーん…そうだなぁ。正直なところ今のランスの狩技で十分満足できているっていうところはあるんですよね。…強いて言うなら「スモーク」。
テク:あ~(笑)
くあてぃ:???
斑点:ガードレイジと同じ要領で溜めつつ、突進中に煙をケツから放つ…という(笑)
くあてぃ:え???(笑)
斑点:そうすればハートを描けるやん?(編集注:動画リンク)
くあてぃ:あっ、理解しました(笑)
斑点:理想的には狩技の発動中は任意のタイミングで煙を出したり収めたりできて。
だから何だろう、実用的な狩技は現行のもので満足してますね。ところでテクさんの回答が気になる…
テク:難しいですねぇこれ(笑)
槍繋がりで「千刃竜の槍尾」…つまりセルレギオスの尻尾攻撃を模した狩技なんかがあると面白いかなって思いますね。
くあてぃ:あー!急旋回で回り込んで攻撃をしたりとか!確かに直線的なモーションの多いランスで曲線の動きをする狩技があると面白いかもしれませんね。
斑点:盾を持ってそれをやるとかなりオーバースペックな感はある(笑)
テク:(笑)
斑点:いい意味でランスの概念を覆しうる攻撃ではありますねぇ。
くあてぃ:ところで、お二人が昔から目標としていたランサーっていますか?
斑点:周りにランスを使ってるハンターがいなかったので、正直なところいないですねぇ。ただ、最初にもお話した「ランスでウカムの腹下に陣取る」立ち回りを紹介する動画の解説がすごく分かりやすかったのが印象的で「あぁ!ここまでやれば半人前なのかな」っていうのは思ってたりしました。目標…というかは尊敬や目安に近いかもしれませんね。
テク:僕は「Unicornさん」です。今も動画を投稿されていますね。(編集注:チャンネルリンク)
斑点:あぁ!ユニさん!YouTubeでの生放送を見たこともあるんですけど、基本を押さえているランサーの中でも、動きが極まってるなあと思いましたね。改めて勉強になったり復習になったりすることは多々ありました。自分が独学だっただけに「こういう人もいるんだな」ってことで感動した記憶が。
くあてぃ:テクさんがUnicornさんの動画を見始めたのは、ランスを手に取って立ち回りを模索する段階からですか?
テク:はい!3tri-Gのころからずっと見てました!
くあてぃ:おー!それからずっと目標として据え続けてきて今に至ると…!
ー最終章ー「スキマクグリのプロ」と「鏖魔の申し子」
くあてぃ:ここで斑点さんに質問を。斑点さんといえばやはり「スキマクグリ」。自分も最初にフォローしたきっかけはそれでした。スキマクグリの布教について、さらに深くお聞きしたいのですが、初のスキマクグリ動画や当時の反響というのはどんな感じでしたか?
斑点:最初に投稿したのはガムートだったかな…?ただ、当時はまだフォロワーが30人とかで。だからいきなり伸びたというよりかは、じわじわ広まっていったという感じでしたね。ホントに初期の初期は、身内ランサーの中で「こんなへんなことやってるゾ」という内輪ノリでした(笑)
くあてぃ:なるほど。そこからはじまって、いろいろチャレンジされてきたと思うんですけど、その中でも一番潜り甲斐があったモンスターっています?(笑)
斑点:これねぇ…!!!くぐり甲斐があるのは全部が全部そうでしたねぇ、本当に難しいやつらばっかりで(笑) 難易度的に一番を挙げるなら...鏖魔かなぁ。
一同:お~~!
斑点:デスロールをくぐるっていう(笑) (編集注:動画リンク)
テク:(爆笑)
くあてぃ:それは事前に「行けるかも?」って読めてました?
斑点:あれね、最初は咄嗟に突進を繰り出したんですよ。そしたらなぜか避けれちゃって。
くあてぃ:はい??(笑)
斑点:それで(まさかね?)って思って5回くらいアプローチしたら、行けるぞコイツ…!ってなって。
くあてぃ:(脱帽のあまり絶句)
斑点:くぐり抜けのアプローチがたくさんあるってのも面白いんですけど、「食らったら即アウトな攻撃を突進でかわす」っていうのは快感ですね(笑)
一同:大爆笑
斑点:もちろん失敗もありますけど。ただ、それを安定してこなすのがテクさんです(笑)
テク:(笑)
くあてぃ:そんな鏖魔つながりで、テクさんにもお話をお聞きしたい…!私がテクさんのアカウントをフォローした頃には、テクさんはすでに「鏖魔キャラ」だったんですけど、その前いったい何があったんですか?(笑)
一同:爆笑
テク:鏖魔は、BGMがとっても好きで、BGM目当てで狩りにいくことがほとんどでしたね、最初は。
くあてぃ:うんうん。
テク:で、もうそこから装備なしで挑んだり。
斑点&くあてぃ:ちょっと待って飛躍しすぎ飛躍しすぎ(大爆笑)
くあてぃ:たしか裸クリアした時はストライカーでしたよね…
テク:ええ(笑)
斑点&くあてぃ:なんなんだこの人…(笑)
斑点:俺には無理だ(爆笑)
くあてぃ:…超特殊ともなると、相手の攻撃をガードできたとしても削りダメで死ぬことありません?
テク:水蒸気爆発とかデスロールは、ガードしても死にますね(真顔)
一同:爆笑
テク:地中に潜るときの角にかするだけでも即死で。
くあてぃ:あれもダメなのか(笑)
斑点:厳しい世界だ。
くあてぃ:逆にガードできる攻撃は…?
テク:例えば、水蒸気突進とかだと、2回目3回目のはガードしても削りダメで死んでしまうので、1回目のをガードした後に納刀して~
(ここでテクさんによる裸鏖魔講座が開かれる)
テク:~という感じで(笑)
くあてぃ:そのなかでも特に苦戦した攻撃、これが毎回避けれないとかってあります?(笑)
テク:基本的には、狩技の絶対回避が溜まっていない状態で水蒸気突進を始められると、「死」でしたねぇ(笑) 1回目のをガードして納刀しようにも、距離を詰められてると間に合わないことが多いですし…
斑点:もはやギャンブル(笑) いやぁ、にしてもテクさんの立ち回りは本当に神がかっている…
くあてぃ:いやもう、テクさんと鏖魔の当たり判定って実はないんじゃないかって説まである。
一同:爆笑
(その後もランス談義は続いて気付けば1時間ほどに!)
くあてぃ:さて…!そんなこんなで楽しいお話をたくさんお聞きしてきましたけど、これにてインタビューは終了とさせていただきます!今日は本当にありがとうございました!
斑点&テク:こちらこそ!ありがとうございました!!
以上、今回は生粋のランサーお二人へのインタビューでした。記事の都合上、残念ながらここに書ききれなかった話題もいくつかあります…!
興味を持った方はぜひお二人のアカウントも覗いてみてくださいね!
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